こんにちは!Lilyです🍎
本日は看護師として多くの人に知っておいてほしいことを話します。
ACPって知っていますか?
ACPとは…今後の治療・療養について患者・家族と医療従事者があらかじめ話し合う自発的なプロセス
こう聞くと、難しく感じる方も多いかもしれませんね。
簡単に言うと、「何かあったときにどうするか考えておこう」ということです。
この何かとは「人間の最後の時」です。
私は今、29歳ですがこの「最後の時」を意識しています。なぜなら、それは突然くるからです。病気で徐々にというならまだ話し合う時間はありますが、事故や不整脈で突然亡くなることや脳血管疾患で意思を伝えられない場合もあります。
緊急入院の患者家族に対して、医師から「今後、命に関わることがあったらどうしますか?」という説明をされます。そして多くの家族は「これまで話し合ったことがないからよくわからない」と言います。
医療職の立場としては元気なうちにこの「命に関わるときどうするか」を話し合ってほしいのです。
病院で使われる言葉は難しいです。何かあったときにどうするかというのは例えば
・心臓が止まったときに胸骨圧迫(心臓マッサージ)をしますか?
・呼吸が止まったときに管を入れて人工的に呼吸を続けますか?
などです。
しかしながら、このような処置をしても助からない例もあります。高齢であったり、治療が困難で重症な場合です。
実際、私は親に対して「何かあったらどうするか」を話してもらっています。ニュースを見ながら人はいつ何が起こるかわからないから、考えておいてほしいと伝えました。
各都道府県でもこの取り組みは行われているようです。ネット上から印刷して記録として残して置けるものもあります。
残される家族が困らないためにも、自分の意志を元気なうちに残しておきましょう!
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